カステラと羊かん

ゆるっと日常~お茶とお菓子を添えて~

夜の横須賀軍港

海の日でしたね。

KAYAです。

 

私は海で遊ぶのはあまり好きではないのですが、港を散歩するのは大好きです。

港といっても漁港やヨットハーバー・客船ターミナルまで様々な用途で存在しますが、特に好きなのは軍港です。あの凛とした雰囲気の中にも、どこかノスタルジーを感じられる瞬間があるのがなんとも言えません。海の日なので潮風を感じに夜な夜な横須賀へ散歩してきました。

横須賀駅

車で行きましたが、まずはJR横須賀駅から。f:id:siberiya:20200724131926j:plain横須賀を巡るには、JR横須賀線京急線を使うのが便利です。私は電車は詳しくないのですが、この駅も海軍時代からの主要駅だったそうです。

その名残が、駅の入り口からホームまで、階段がなくフラットだということ。電車で運んできた荷物や物資をスムーズに軍港まで運べるようにするための設計だそうです。f:id:siberiya:20200724132657j:plain言われてみれば、大抵の駅のホームに行くまでには階段がありますね…。

ヴェルニー公園

というわけで、横須賀で軍港感が特に味わえるヴェルニー公園へ。

横須賀のドックを作ったフランス人造船技師、レオンス・ヴェルニーの名前が付けられたフランス様式の庭園風な公園で、季節によって薔薇の花が綺麗に咲いています。軍艦が見える公園で有名ですね。f:id:siberiya:20200724133110j:plain

横須賀市街の方向を見ると、今年できたばかりのコースカ・ベイサイド・ストアーズ(旧ショッパーズプラザ横須賀)が見えます。

このショッピングモールも、もともとは旧海軍工廠の跡地なので当時の基地の規模を考えると、やはり横須賀は日本の守りの要だったのかな~と感じられます。f:id:siberiya:20200724134722j:plain

このベンチの向い岸には潜水艦が見られます。

この潜水艦が停泊している場所も、江戸時代~明治時代に造られた旧海軍のドライドックであり、約150年経った今も現役で使われています。f:id:siberiya:20200724140335j:plain

ヴェルニー公園からはこの潜水艦司令部の他に、アメリカ海軍施設と日本の海上自衛隊施設が見渡せます。この夜は海上自衛隊施設にあたる逸見(へみ)岸壁に、「練習艦 かしま」が停泊していました。呉が母港の艦ですが、遠洋航海から帰投し横須賀に落ち着いているようです。その奥には横浜生まれのイージス艦護衛艦 まや」も見えます。f:id:siberiya:20200724140751j:plain

いつもはここで気が済むまでタソガレながらまったりして帰るのですが、別の角度からの写真も撮りたかったので某所に移動。見下ろせる角度からの撮影スポットです。f:id:siberiya:20200724142613j:plain艦を撮るというよりは、夜景として切り取った方がいいかもしれないですね。もう少し研究が必要です。

他にも港を見下ろす構図が撮れる場所がありそうなので、また探してみようと思います。