カステラと羊かん

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シャリオグランディス オイル無交換実験レポート&オイル交換

実験してみました。

KAYAです。

 

今回はGDIには切っても切れないエンジンオイル管理ネタ。

私のシャリオグランディスは3000km毎にオイル交換をしているのですが、今回は実験として倍の6000kmまで引っ張ってみました。まずはその結果報告です。f:id:siberiya:20210531215057j:plain使っているオイルはMOTUL J-01Lite 5W30。交換後~3000kmの印象としては、Mobile1やMobile Superと比べて、静かなエンジン回転とトルクを感じさせるパワーがあります。

アイドル~低回転領域では、Mobile1のFuelEconomy 5W30よりもややエンジンが重く感じますが、負荷になっているというよりは、エンジン内部をしっかり保護している印象を受けます。むしろFuelEconomyがシャバシャバで、エンジン負荷が最小限になるようなセッティングなのかもしれません。

高回転領域では、MOTULの方がエンジンが綺麗に回って、変なノッキングも感じないので安心して踏み込んでいけます。高速道路を巡行するには、MOTULの方が楽ですね。坂道でのパワーロスも少ないように感じます。急加速時の黒煙量は、MOTULもMobile1も変わりませんでした。

燃費はMOTUL J-01が10.3~10.9km/L、Mobile1FuelEconomyが10.8~11.3km/Lでした。数値上では約4%くらいMOTULの方が悪くなりますが、体感できる程ではありません。

 

以下、MOTUL J-01の距離ごとの変化です。

3000~4000kmでは、エンジンのバラつきやパワー不足といった性能低下は体感できませんでした。エンジン冷間時のタペット音もいつも通りカチカチ言っています。通常ならここで交換ですが、実験のため無交換で距離を稼ぎます。

4000~5000km前後で、冷間時のタペット音がいつもよりやや大きくなりましたが、許容範囲な感じです。パワーも若干落ちたりはしていると思いますが体感はできません。燃費も変わらずでした。

5000~6000kmになると、エンジンパワーが物足りなくなり、エンジンノイズも大きめです。タペット音も回転数に関わらず聞こえるようになり、アクセルを踏み込む時に躊躇してしまうレベルです。燃費は約5%程落ちて、9.8~10.4km/Lでした。

6000km超えは精神的な抵抗感があったのでこの辺で実験終了。オイル交換です。今回はフィルターも交換します。

 

シャリオグランディス名物、フロントメンバー直上オイルフィルター。交換ももう慣れたもんです。f:id:siberiya:20210531220726j:plain

オイルが落ちている間にプラグ清掃。意図的にエンジンを回して走ったせいか、カーボンの付着がいつもより少なかったです。それでも黒いですが…。

GDIエンジンはエコ運転をするよりも、GDI ECOランプを積極的に消しに行く運転のほうが調子がいい気がします。f:id:siberiya:20210531221145j:plain

フレッシュなオイルが入って一安心。落としたオイルは、倍の距離を走ったこともあり黒さ加減が増していましたが、鉄粉などの異物は見た限りありませんでした。

実験結果から見るとやはり3000kmでのオイル交換が安パイですが、4000kmくらいまでなら問題なく使えそうですね。車の使用状況により判断していきたいと思います。