シャリオグランディス パワーエアコンプラス
ドーピング。
KAYAです。
雨の日は車の窓を開けられないので、車内が暑かったり窓が曇ったりしてエアコンを使う機会が増えます。そもそも暑いのが苦手な私は、夏はエンジンを掛けた次にエアコンのスイッチを入れるほどです。
シャリオグランディスのエアコンは凍死するほどよく効くので不満はないのですが、エアコンコンプレッサーの負荷がエンジンパワーをほとんど使ってしまうので、坂道などではアクセルをブラジルまで踏まなければなりません。アイドル中も((((((゜Д゜))))))って感じの振動が起こります。
そこでワコーズの「パワーエアコンプラス」です。エアコンシステムを循環しているR134aという冷媒に添加することで、コンプレッサーの潤滑を助けてエアコンの負荷を軽くするという代物です。手のひらで隠せてしまうほど小さな缶で、お値段4000円程。眉唾なイメージのある添加剤の中では、かなり強気な値段設定ですよね。
施工前に一応エアコンの温度を測っておきました。エアコンON・最低温度・風量最大・風向きVENTの設定では、8.1度でした。何もしていない状態でもなかなかいい数字です。
パワーエアコンプラスの施工方法は、ガスチャージホースからエアコンの低圧ホースに入れるだけ。ガスチャージホースはモノタロウブランドですがこれくらいの使用なら十分な仕事をしてくれます。ガスが流れ出すと缶がキンキンに冷えるので、手で温めながら缶が冷えなくなるまで流し続けます。
今回はエアコンフィルターも交換しました。前回の車検の時に勝手に(笑)交換された時から1年9か月ですが、3万km以上の距離を走っていたので思ったよりも真っ黒でした。
シャリオグランディスのエアコンフィルターはオプション設定のせいなのか、新品を注文するとカバーとビスが同封されてきます。ここは変えてもあまり意味がないですが、せっかく付いてきているので新品に交換。ちなみに私のシャリオグランディスはもともとフィルターがない車両でしたが、私が乗るようになってからは装備しました。フィルターが入る場所自体は元からあるので、あとは同封されている説明書通りにエアコンユニットを切って削って加工すればポン付けできます。
パワーエアコンプラスと新品フィルターになったところで気になる温度変化は…?同じ条件で6.6度!施工前より1.5度吹き出し温度が低くなりました。
走行中の変化ですが、まずエンジンアイドル中の振動は少なくなりました。加速中のモタツクような負荷は今までの半分以下に感じられます。エアコンOFFの状態を負荷0として、施工前のエアコンONを10の負荷とすると、3くらいの負荷に抑えられた印象です。これ以上を求めるならコンプレッサー交換か、HVみたいな電制エアコン車に乗り換えなければいけませんね。
エアコンの効きもよくなったので、いつもより1~2度高めの設定でも快適な冷風を得られるようになりました。これならひどい暑さの夏でも、快適な車内環境を維持できますね!