シャリオグランディス ミシュラン プライマシー4&三菱純正BBS
夏タイヤに交換です。
KAYAです。
箱根などの山岳地帯でも雪が無くなったので、もう真冬のような凍結や積雪はないだろうってことでスタッドレスから夏タイヤに戻しました。
今まで使用していた夏タイヤは溝が少なくなっており、製造からの時間も経っているので新品タイヤを購入しました。
買ったときはアマゾンのブラックフライデー期間だったので、通常なら1本2万円以上するミシュラン プライマシー4が1本1万1000円で購入できました。自分で組むので当然工賃も0円ですw
このタイヤはスペインの工場で作られたようですね。
タイヤ溝にもMICHELINの刻印があり高級感を演出しています。
シャリオグランディスの純正タイヤサイズは205/65R15なのですが、16インチの三菱純正BBSを履かせたかったので1インチアップの205/60R16にしました。扁平率が5%下がった以外は純正と同じサイズです。三菱純正BBS RG162。ディアマンテのオプションホイールらしいです。
ホイールサイズは16インチ6J+46。シャリオグランディスの純正ホイールは15インチ6J+46なので、インチ以外は純正のままです。
何故BBSなのか?と言われれば、鍛造・軽量ホイールで、名門ポルシェも純正採用するようなホイールの精度があるからです。あと純正だからあまりよく考えなくても付くだろってところが大きいですw
17インチ以上とか、6.5J以上とか、オフセット変えてボディとツライチ、とかすると選択肢は豊富ですが、インチアップによるバネ下重量の増加やタイヤ幅が広がることで路面との面圧が下がってグリップ力の低下、オフセット変更でハブに掛かる負担の増加…などなど、デメリットしかないのであくまで純正幅・純正オフセットのままインチだけアップです。純正ホイールは鋳造なのに対して、BBSは鍛造なのでインチアップしてもバネ下重量を軽量化できました。
念のため仮合わせ。キャリパーが当たるとか他に干渉するようなことはなさそうです。
そんで組付け。ミシュランタイヤは軽点マークやユニフォーミティマークがないのでどこで組んでもいいみたいです。(ホントか?素組で20gと30g。まぁこんなもんかね?
組付け状態で純正15インチと純正16インチの比較。扁平率たった5%の違いですが16インチのほうが若干シャープな印象です。
取り付けも問題なし…
と、思いきや。
ホイールナットの高さが微妙に高く、BBSセンターキャップが取りつかないという罠。
調べると、ディアマンテの時代ではナット頂部が平だったのですが、シャリオグランディスの時代では頂部が丸くなったようで、全長が伸びていました。ヤメレ。
ってことでショートタイプ(といっても3mm短いだけ)のナットを購入。三菱なので平座ナットということもあり選択肢は少なく、純正部品は全て頂部が丸いものだったので純正相当品で代用。クローム層が厚いとかでやたらヌルテカ。箱を開けた瞬間20人の私と目が合いました。ここまで綺麗にされちゃうとインパクト使えないじゃん。
やっとこさ付きましたよっと。イメージ通りの見た目ですね。洗いにくそうです。
数百km程走ってタイヤの慣らし。第一印象としては、パイロットスポーツみたいなあ~ミシュランだね~っていう路面のインフォメーションが伝わってくる感じです。ヨコハマ アイスガード6みたいな変なタイヤノイズが無く静かになった気がしましたが、スマホの騒音計では80km/h(高速道路・ドライ・昼間・周辺車両少な目)で72~76dbと、アイスガードとの変化はなかったです。
信号からの加速や高速での追い越しで明らかに車が軽やかに動くようになりました。路面のザラザラ感は純正と同じような伝わり加減ですね。高速道路では車の直進安定性が増えて、ふらつきも少なく長距離巡行が楽になりました。以前のタイヤ&ホイールの感覚で走ると、体感よりも速度が出てしまうのでスピードメーターを見ながら感覚修正。コーナリングでは意外とグリップ力が高く、タイヤが鳴く前にボディがヨレるような感じになるのでオーバースペックですね。扁平率5%ダウンと1インチアップのメリットがしっかり現れて計算通りというとこですね。 プライマシー4のおかげか、タイヤがうまく路面をいなして良いショックアブソーバの役割を果たしてくれているので、デメリットの乗り心地悪化は最小限に抑えられました。
これ抜けたショックと切れたブッシュ変えたらもう高級車じゃん。