シャリオグランディス サンルーフ雨漏り処置
経年劣化。
KAYAです。
ついにきました…。
先日のチャンホンだかチャンポンだかという台風の日に車を走らせていたら、左腕にポタポタと…。
フロント側のサンルーフのヒンジから雨漏りが発生していました。いよいよ旧車らしくなってきましたね!w
まぁこんなのは故障とも言えないのですが、左腕だけ濡れているのもカッコ悪いので修理?しましょう。サンルーフガラスとヒンジをつないでいるボルトからポタポタ来ているので、とりあえずボルトを外してみるとサンルーフガラス外側のゴムパッキンに水が流れた形跡がありました。
掃除して付け直したら雨漏りが止まったので直りました。
いや、まぁ、水が垂れて来ないから直ったんでしょうけど、また漏れてくる気しかしません。部品はこのまま使うとして、もうひと工夫。ゴムがカチカチに硬化しているので多少の潤いを与えて弾力を復活させましょう。タイヤワックスです。
シリコーン系の水性ワックスなのでゴムを痛める心配は少ないです。雨漏りにどこまで効果があるかは知らんけどw
まんべんなくワックスでゴムパッキンを拭いて、艶は復活しました。
で、組み直し。水道からホースノズルのジェットで集中的に水を侵入させようとしながら放水してみましたが、漏れてくる感じはありません。通常の雨ではジェット程の水圧は掛かるわけないので、これならOKでしょう。
次漏れてきたら、その時にまた考えるか…。直射日光の影響をモロに受ける部分はしかたないですね~。
相手にされないミーティング
参加してきました。
KAYAです。
Twitterでお世話になっている小はる亭さんから、興味深いミーティングのお誘いを頂いたので行ってきました。
なんでも、90年~00年頃の旧車とも呼べずオーナーズクラブがあるでもないような、どうにも相手にされないような車で集まるとのこと…。まさかシャリオグランディスで参加できるミーティングがあるとは思わなかったので驚きと嬉しさがありました…。
集合場所に到着すると…というか、到着してもミーティングらしき雰囲気は薄いので分かりずらいのですが(失礼)、駐車場の一角だけ20年ぐらい前の時空だったので吸い寄せられるように車を並べさせていただきました。令和の時代にシャリオグランディスが3台も並ぶとは。。。
それぞれ年式や仕様に違いがあり、同じ車ながら間違い探しのように研究しましたw
私のシャリオグランディスは中期のツーリングサンルーフリミテッドですが、どうやらサンルーフリミテッドはEXCEED以上のグレードがほとんどのようで、下位グレードのツーリングでサンルーフは珍しいようです…。知らなかったw
スカイラインがメインのこーへーさんは、今日のためにシャリオグランディスで参加されておりました。私と同じ中期のツーリング。白いボディのイメージがあるシャリオグランディスでは、シルバーの個体は珍しく見えます…。使用感?もあり、最も当時っぽい雰囲気があります。
お誘い頂いた、小はる亭さんの後期型シャリオグランディスは上級グレードであるSUPER EXCEEDのオプションマシマシ仕様。黒いボディも相まって、堂々としながらもどこか気品のある独特の風格があります。このくらい綺麗に乗りたいものですね!
そしてシャリオグランディスの後継機、グランディスに乗られているそいさん。2000年以降のまとまりのあるデザインで、内装や質感もシャリオグランディスに比べるとかなり近代的な印象を受けます。シャリオグランディスをはじめ何台も三菱車を中心に所有しているというので、いつか並べてみたいですね…!
4台が並ぶとさすがに壮観です…!
後ろからも…
これのおかげで突如としてHeart-Beat Motorsします。
他にもいろいろな車が来ていて、全体で見るとミーティングなのに2000年頃の駐車場にしか見えないのがジワジワきます…w
私が子供のころに家の車だったイプサム。個人的に思い入れのある1台です。
5ナンバーミニバンなのに3列シートで広い空間があり、今見ても使い勝手のいい車だなと思います。純正スポイラーなども装備されており、この時代のスポーティーなトヨタ感がまたいい雰囲気を出しています。
イプサムにはイプーというオリジナルキャラクターがいて、グッズもかなりの数が作られていたんだとか…。ゆるキャラという言葉がない時代に、これほどのキャラクターイメージ戦略をしていたのはすごいですね。小さい子どもとお母さんをターゲットとしていたことがうかがえます。
個人的にはトランクに敷いてある緑のマットが、我が家で使っていたものと同じもので涙が出そうなくらい?懐かしく感じましたw
レガシィのSTIじゃないのとか、カルディナのGT-Tじゃないのとかも…。ニッチなグレードの個体が集まっておりました。
これサニーですよね!と盛大に知ったかしてしまった1台。いいえ。スタンザです。
中古車サイトの索引でしか名前を見たことがなかったので、まさか動いている姿をみれるとは…。ヨーロッパ仕様のホイールを履いているせいか、どこか日本離れした雰囲気です。私が昔乗っていたY31セドリックと同じ、古い日産車の香りがしてなかなかどうしてエモーショナルです。
ミーティング後には、突然のお呼び出しでも駆けつけてくれたこうたいしさんと合流。お忙しい中ありがとうございました。なんとV6 LOYAL EXCEEDのシャリオグランディスです。
迫力のあるエアロが印象的で、エンジン音も上品なV6サウンドが心地よく、ホントに同じ車か?と疑いたくなる仕上がり。
よく見ると、V6を搭載するためにエンジンフードのデザインが4発のものより盛り上がっています。特徴的なグリルはそれに合わせるためだったんですね。
帰路は首都高クルージングをしながら。やはりパーキングの雰囲気は車をちょっと特別に見せてくれます。初めての方ばかりでしたが、皆さん気さくにお話しできる方達で、知らない話をいっぱい聞けて面白かったです。また次回も参加したいですね!
シャリオグランディス エンジンフード凹み修理
板金塗装。
KAYAです。
カメラでシャリオグランディスを撮るときに気を付けていることがあります。
それは…そう、アップにするとボンネットの凹みが気になってしまうのです…。かなりストレスなので今回はこれを直します。
損傷状況
まずは凹みとその周辺のパネルの歪みを観察します。
赤丸で囲んだ範囲に凹みと歪みが見られました。縦7cm、横15cm、深さが最大8mm程です。
材料収集
私のシャリオグランディスはギャラクシーホワイトパール(W75)なのですが、カー用品店などでは缶スプレーはすでに取り扱いがされておらず、タッチペンしかありません。タッチペンでは全然足りない損傷なので、ヤフオクに転がってた新品未使用品を購入しました。ヤフオクにあったギャラクシーホワイトパールはホルツ製だったので、上塗りのパールやクリア、凹みを埋めるパテもホルツで揃えました。パテは凹みの深さから考えて、金属ボデー用の厚づけパテを選択しました。
下地処理に必要なプラサフは、前回ワイパーフレームを塗装したときに使用したソフト99製のホワイトプラサフが残っていたのでそれを使いました。
板金作業
ボンネットはエンジンのカバーとしてはもちろん、車のデザインや空力の他に、事故の際に衝撃を吸収するように作られています。事故で受けるエネルギーを分散して乗員を保護したり、接触した人に対して凶器にならないようクッションとなる役割をするのです。
そのために、ボンネット内部は数枚のプレートで構成されていて正しく壊れるように設計されています。純正ボンネットがとても重いのはこれが理由です。写真で見て分かる通り裏から叩いて直すということは不可能です。表から直すしかありません。
凹みの周辺は、隕石が落ちた時にできるクレーターのように盛り上がっているので、元の高さになるまで叩いて調整します。ハンマーの金属側で様子を見ながらシバいていきます。
この時点でなるべく平にしてパテの仕事を減らしたいので、ダメ元で木片で広い範囲を均等に叩いたりもしましたが、ハンマーの力が逃げてしまい効果は少なかったです。
こちらがハンマーで修正後の写真です。
盛り上がりを叩いて低くしたことで全体的に平になってきました。私自身、板金塗装は慣れておらず技術不足が否めないので、深追いをせずに60~70点の仕上がりを目指すのでこれでOKとします。
パテ作業
盛り上がりがなくなったので、凹んでいる部分の穴埋めと歪みを隠していくためにパテを盛っていきます。
まずは紙ヤスリで修正する部分の塗装を削って素地を出します。フェザーエッジと言う、素地と塗装面のグラデーションを作るのがポイント。
表面をシリコンオフでしっっっっっかり脱脂していよいよパテ作業です。パテは主剤と硬化剤を混ぜたらすぐに硬化が始まるので手早く行う必要があります。
のんきに写真を撮っている場合ではありませんw
パテ付けした後は元通りの形に整えて表面が平滑になるまで削る作業があるため多めに盛っていきます。
硬化したら紙ヤスリで削ります。付属以外にも持ち合わせがあったので、100番から始めて1000番くらいまで使って平滑にしました。
パテは吸水性があり水研ぎすると後々トラブルの原因となるので空研ぎでヤスリ掛けをしていきます。
この作業の仕上がり具合で塗装後の仕上がりが左右されるので、ホントは凹みや歪みが分からなくなるまで行うのですが、60~70点を目標としているので「まぁこんなもんだろ」なところでやめときました。触ると分かるのですが結構ボコボコですw
塗装
まずは塗料が着かないようにしっかりとマスキングを行います。新聞紙では塗料が染み込んでしまうので、さっと塗るだけであればツルツルした厚めの紙の広告が染み込みにくくて便利です。
パテと同じく塗装前にもしつこく脱脂します。最初はプライマーサフェーサー、通称「プラサフ」を塗ってパテを隠すとともに塗装面への塗料の密着性を向上や素地の錆止めを行います。プラサフが塗り終わったら旧塗装と段差がなくなるように表面を平滑に磨いていきます。磨きすぎるとパテや素地が出てきてしまうので、1000番くらいで軽く整えました。
次はベースカラーの塗装ですが、旧塗装は色褪せなどの劣化があるので塗り分けてしまうと新塗装との差が明確に分かってしまいます。損傷の範囲から考えてもグラデーションを作って塗り分けることは私ではできないと判断したのでボンネットパネル1枚を塗っていきます。ベースカラーのギャラクシーホワイトパールを塗り、乾いたら指定されたパール塗料を塗り重ねて、最後にクリヤを塗装します。クリヤが乾いたらボカシ材を塗装して塗装面のザラザラを無くして2時間以上乾燥させます。
2時間後の写真がこちら。修正箇所がまだ波打っていますが気になるほどの凹みはすっかりなくなりました。この後1週間ほど放置して本乾燥します。
磨き作業
というわけで、こちらが乾燥開始から1週間後のお写真。日の下で見るとなんとなく艶がなくマットな風合いです。
まずは2000番のスポンジヤスリで水を流しながら洗うように磨いて表面のザラザラを落としていきます。終わったら水気を綺麗に拭き取り、コンパウンド磨きに入ります。
使うのは市販の傷落としセットに入っている3000番と7500番と9800番の液体コンパウンドです。パネルを9分割くらいに分けて、コンパウンドの番手を上げながら磨いて仕上げていきます。磨いた後がこちら。
正直あまり変わりませんでしたw若干景色が映り込むようにはなりましたが、まだまだ磨きが足りないようです。
2000番のスポンジヤスリから始めましたが、1000~1500番くらいから始めたほうがいいかもしれません。疲れたので今回はこれで一旦終わりにして、ワックスをかけて完成ですw
とりあえず、写真にとっても目立たなくなったので、また気が向いたときにでも磨いていこうと思います~
シルバーウィーク
お彼岸ですね。
KAYAです。
この4連休、凄まじい渋滞でしたね。普段から保土ヶ谷バイパスの渋滞で鍛えられているので(?)ギリギリ心が折れずに出掛けられましたw
いつものフジビューで、新メニューの冷やしラーメンが開発されたとの情報がそのスジから入ったのでさっそくいただきに。。。その名も「オハコら~めん」!!
小田原と箱根の名産を組み合わせて作られたこの冷やしラーメン。しっかりとした味付けに梅干しのアクセントがあって、夏バテで疲れた体に効いてきます…!
冷やし中華でも冷麺でもなく、冷やしラーメンというのは初めて食べましたがとてもおいしいものですね!ごちそうさまでした~!
夕方には綺麗なオレンジの夕焼けも…。
夜は小田原城に行って撮影~。ピンクリボン運動でピンク色にライトアップされるはずが…時間になっても変わらずいつもの白いお姿w
この翌日はオレンジにライトアップされる予定だということが分かったので、リベンジしようと2日連続でフジビューへw余計な事するタイプのオタクなので、常連仲間のインテRのヘッドライトを磨いてお目々パッチリにしときましたw
お昼?夕飯?は食べ応えのあるお肉が入ったビーフカレーを頂きました。
日が暮れてきて夕焼けもいい感じに。
さてそろそろ小田原城に…と思ったら箱根から出れないくらいの大渋滞が…。グーグルマップの渋滞情報見たら函南から湯本までつながっているw
頼みのターンパイクも御所の入りまで渋滞していたようで、下山をあきらめてライブカメラで見学しましたwライブカメラあったんですね!
そのまま渋滞が落ち着くまでだべって、なんとか日付が変わるまでには帰れました。経済が回りだしたのを体感できた(?)楽しい連休でした~
シャリオグランディス 日常点検・プラグ清掃
車の点検してますか?
KAYAです。
今回は教習所で習う日常点検です。現場の整備士も日常点検で確認できたことを基に整備を進めていくこともあるくらい重要なそして基礎的な点検です。
オイル交換時に同時に行ったのでついで書き残します。ついでにしてはとても長いので時間があるときにでも見ていただければと…w
何をすればよいのかは国交省のHPに日常点検の項目が載っているページがありますが、今回はエンジンルームの点検をメインに、私が見ているポイントを書いていこうと思います。
日常点検
道路運送車両法第47条に、「自動車の使用者は、自動車の点検をし、及び必要に応じ整備をすることにより、当該自動車を保安基準に適合するように維持しなければならない。」と書かれています。
つまり車をちゃんとした状態に整備しないとダメだという義務です。義務なので車が故障したまま乗ることは違反となります。
ライトが片方切れてて切符切られたなんていう事例もこれに該当するからです。
もう一度いいます。車を整備することは義務です。分からないじゃダメなのです。
まぁそうはいっても車を整備するのは難しいですよ。冷却水のタンクにウォッシャー液入れたなんていう話も聞きましたし。
ハードルを下げるために最初にざっっっっっくり言うと、エンジンの日常点検はエンジンルームにある液体関係の量を見ればほぼ完了です。
具体的に言うと、ブレーキフルード・冷却水・エンジンオイル・バッテリー液・ウィンドウォッシャー液の5つの液体が確認できればOKです。ウィンドウォッシャーは説明するまでもないので今回は省きます。
その代わり日常点検の項目以外で私が見ている、パワステフルードと補器ベルトを追加しました。
ブレーキフルードの量
ブレーキフルードがタンクの範囲内にあるかを確認します。
タンクのゲージの範囲内で減っていればブレーキパッドが少なくなっている可能性がありますが、GSなどで継ぎ足されているような場合ではこの目安は使えません。また、ブレーキパッドを交換したばかりなのにフルードが減っていたり、タンクから消えたりしているような場合はブレーキフルードが漏れている可能性があります。
また、ブレーキフルードの色味も劣化の目安となります。通常は黄色味掛かった透明なので、茶色っぽく変色していれば劣化が進んでいるので交換したほうがいいでしょう。ブレーキフルードは1年ごとに交換を勧められます。
これはブレーキフルードは水分を吸収しやすいため、長期間交換しないでいると水分量が増えてしまいブレーキフルードの沸点が下がりベーパーロック現象を起こしやすくなったり、キャリパーのピストンなどに錆が出る原因にもなるからです。
冷却水の量
シャリオグランディスは冷却水のキャップにゲージがくっ付いています。車によっては冷却水のタンクにゲージが書いているものもあります。
オイルレベルゲージでオイル量を確認するのと同じ要領で、一度拭き取ってから再度挿し込んで確認します。シャボン玉の吹くところみたいに水の膜が張っているので、一番上が範囲内にあるかを確認します。Fよりも若干上まで来てますがまぁいいでしょう。
もしタンク内の冷却水がガッツリ減っていれば漏れている可能性があります。冷却水はラジエーターキャップやホースのつなぎ目など、圧力に弱そうなところから漏れやすいので点検しましょう。漏れているときは、蒸発した冷却水が白く結晶化して固まっていたり、特有の甘ったるい臭いがします。
冷却水が温まっているときにキャップを外すとアイスランドの間欠泉に匹敵する勢いで熱湯を浴びるので注意です。
画像はイメージです。
これは12か月点検の内容ですが、もしここで発見できればオーバーヒートでエンジンストップといった最悪の事態を避けられると思います。
エンジンオイルの量
オイルは汚れると茶色~黒に変色します。エンジンオイルはエンジン内部を循環しているので、このオイルレベルゲージにも循環しているオイルが付着しています。それでは正しい量がわからないので、エンジンを停めた状態でオイルレベルゲージを抜き、付着しているオイルを綺麗に拭き取ってから再度挿し込んでオイル量を確認します。
もしエンジン始動中にレベルゲージを抜くとあら不思議、「俺は点検をしていたと思ったらいつのまにか掃除をしていた」何を言っているのかわからn(以下略
エンジンオイル交換後なので、写真にオイルが写っていませんが、しっかり規定量入っています。交換後、数百~数千km走った状態でオイルが減っているときは、漏れているかガソリンと一緒に燃えている可能性があります。エンジン始動時または急加速時に白煙が出るようならオイルが燃えているので、整備工場に相談してみましょう。添加剤で応急処置できることもあります。
バッテリー液の量
バッテリー内部のバッテリー液がゲージの範囲内にあることを確認します。
バッテリーには6個のセルと呼ばれる部屋があり、すべての部屋の液が均等になっていることも重要です。両端のセルはバッテリー端子が近いせいかなんとなく中央付近のセルよりも減る気がします。
バッテリー液が多すぎると溢れて車を錆びさせる原因になりますし、少なすぎるとバッテリーの中身が高温になって爆発します。
弱ったバッテリーを無理に充電しても爆発します。
バッテリーの+と-がバチッとショートしても爆発します。
今回はゲージの範囲内でしたが、若干バラつきがあったので市販のバッテリー補充液を補充しました。補充液は蒸留水(真水)なので人体に影響はないですが、バッテリー内部の液体は希硫酸なので、手が荒れたり服に穴が開いたりします。車のボディに垂らそうものなら車の怨念で悪夢にうなされることでしょう。
ここでバッテリーの豆知識。
前オーナーはテプラ大好きだったので、取り付けた日付が貼ってあります。しかし、よく見るとテプラの下に何やら数字が。
そうです。これがバッテリー製造(充電)年月日です。「171018B」と記載されていますが、これは2018年10月17日という意味です。最後のBは製造場所のようです。
取り付け日は同年の12月なので、製造後1か月半ほど空白の時間があったようです。製造日から計算すると来月でちょうど2年となるので、そろそろ交換を考えたほうがいいかもしれません。バッテリーのキャップから中をのぞくと、バッテリー液に汚れが浮いており、やや劣化が見られました。
以前、バッテリー端子を交換したので、取り付けボルトに緩みがないかも確認しました。これも日常点検ではなく12か月点検の内容なのですが、私はついでにやっています。
ここからは日常点検の項目ではないですが、ついでに私が行っている点検です。
パワーステアリングフルードの量
パワステフルードがタンクの範囲内にあるか確認します。
基本的に無交換な場合がほとんどですが、漏れていればパワステが利かなくなるのでしっかりとした整備が必要な部分です。最近では電動パワステが主流なのでパワステフルードが無い車もあります。パワステフルードはATフルード同様、熱が加わると膨張して容量が増える特性があります。そのため、パワステフルードの量を確認するときはエンジン暖気状態で15分以上走行した状態で見る必要があります。
タンクの範囲も温まった状態で見るようになっているので、冷間時はアッパーレベルよりも少ないことがあります。車によっては冷間時の量と温感時の量がどちらも書かれている場合もあります。その時の状態によって判断しましょう。
ベルトの張り・亀裂
ファンベルトやパワステベルトといった、補器ベルトの張りや劣化を確認します。当然エンジン停止時に行ってください。
「エンジン回ってるけどヨシ!」(現場猫)をやると「なんでヨシって言ったんですか」(電話猫)ってなるのでやめましょう。補器ベルトは張りすぎているとエンジンの抵抗となり、緩すぎるとベルト鳴きやベルトで駆動する部品の作動不良を起こします。張りの強さも車によって異なりますし、正直これは整備経験がないと判断が難しいところではあります。ス〇キは張ってもベルトが鳴きます。
亀裂に関しては、アイドラプーリーなどでベルトの内側が張り出して見やすい場所で確認するとわかりやすいです。カッターで切り刻んだような細かいひび割れがあったり、ざっくりと割れていることもあります。ベルトが切れるとエアコンコンプレッサーやオルタネーター・パワステなどが機能しなくなるので、レッカーを呼ぶことになります。
12か月点検や24か月点検で交換を勧められますが、走行距離が多いなどの使用条件によってもっと早く交換する場合もあります。
私はこの日常点検+αをオイル交換時やお出かけ前に行います。
そのおかげか、今のところ点検しているところが原因で車が止まったことはありませんし、車検などでおすすめされる部品がおおかた分かるので先に交換したり事前にお願いすることができています。
プラグ清掃
GDI特有のプラグのカーボン付着が激しいので点検ついでに清掃しました。これはオイル交換時に、オイルが抜けるのを待ってるときにやっています。イグニッションが壊れた時に新品に変えてから初めての点検です。
走行距離3500kmですがなんかやっぱり白いつぶつぶが付着しています。電気抵抗となっているはずなので、パーツクリーナーとワイヤブラシでガシガシ磨いて綺麗にして組み付けて終了~。
世間はイリジウムでプラグの整備なんざやらないというのに…。ほんとに令和に生きているんでしょうか。ちなみにイリジウムプラグは先端がメチャクチャ細いので、ワイヤブラシで磨くことは禁止されています。イリジウムプラグ大好きな私があえてノーマルプラグを使用しているのはこれが理由です。
プラグ関連で工具ネタも。
出ました。三菱特有のほっそいプラグレンチ。どちらも16mmですが、左が通常・右が三菱用のプラグレンチです。三菱用のプラグレンチはアストロプロダクツに売ってました。
プラグホールが細い三菱のエンジンは、この細いプラグレンチを使用しないと大変なことになります。そういうとこやぞ。
基本的なエンジンの日常点検はこれでOKだと思います。これ以上を求めるなら整備工場で診てもらうか、整備士の勉強をした方がいいでしょう。
何かあっては遅い…を念頭に、壊れやすい車ですがこれからも維持していけたらと思います。
シャリオグランディス オイル交換&Mobile Super 2000 ハイマイレージ レビュー
3000km走ったので。
KAYAです。
Mobil Super 2000 ハイマイレージ オイル交換
前回、Mobil Superの「ハイマイレージ 2000」に交換してから3000kmくらい走ったのでオイル交換をしました。4L缶がもう一本残っているので今回も同じエンジンオイルに交換です。オイルフィルターは前回交換しているので今回はパスで。
ノンターボ車で3000km毎の交換サイクルはかなり早い気がしますが…
オイルが綺麗なことで不具合は発生しないと思うのでヨシ!
教科書通り15分暖気してから抜いたオイルがこちら。見やすいようにオイルレベルゲージに付けています。めちゃくちゃオイルを入れていたわけではありませんw
茶色く変色していますが、色だけ見ればあと2000kmくらいはいけそうです。
鉄粉などの不純物の付着も見られません。
オイルフィルターは交換しないので、4Lのオイルを使用します。
4L缶を注油ジョッキに注ぐと0.2Lくらい多く入っているので、余った分は継ぎ足し用に残しています。まぁどうせ減るから0.2Lくらい余分に入っていても平気だとは思いますが…。
オイルを給油し、10秒くらいエンジンを掛けて、片づけをしながら15分後にレベルゲージでオイル量を確認します。オイルドレンからポタポタ落ちてこないまで放置して抜いているので、エンジン内部に残っているオイルが混ざっても写真には写らないくらい綺麗なままのようです。
今回もオイルの減り方を観察したいのでゲージのアッパーレベルぴったりに合わせてあります。
Mobil Super 2000 ハイマイレージ レビュー
Mobil系のオイルしか買ったことがないので、Mobil1 Fuel Economyやホムセンで売られているMobil Super 1000との比較となります。
ハイマイレージという品名でジャケ買いしましたが、3000km走った感想としては、Mobil1 Fuel Economyと比べると性能の劣化が早かったように感じました。
交換してから1000kmほどは Fuel Economy と同等くらいのエンジンフィールを感じ、エンジン回転のスムーズさやパワーに不満はありませんでしたが、1500kmくらいからエンジン負荷が増えたようなパワーダウンを感じました。
エンジンの温度変化が繰り返されることで、オイルの作用の1つである密封作用が劣化したからだと思われます。
町中のちょっとした上り坂などのふとした瞬間や、特に箱根の登りではより顕著に現れました。夏の暑い気温で空気密度が低いのも関係していると思いますが…。
オイルの減りも今まで通り1500kmでアッパーレベルからロワーレベルまで減り、約0.8Lの継ぎ足しだったので変化はありません。
1500~3000kmでは大きな性能変化は見られませんでしたが、もともと大きいGDIエンジンのメカニカルノイズも走行中にちょっと気になるくらいには大きくなりました。
2000km以降のエンジンフィールはホムセンで売ってるMobil Super 1000とあまり変わらないように思えます。
GDIではない、もっとまともなエンジンであればこれでもいいとは思いますし、決して悪いオイルではないのですが、個人的な感想では今まで使っていたMobil1の全合成エコオイルがやっぱりいいかなと思いました。
Mobil1とMobil SuperはどちらもMobil系の会社ですが、その性能には違いがあるという話もその道の友人から教えてもらいました。
コスパで言えばMobil Superがお安くていいのですが、性能ならやはりMobil1ですね。
1000km以内に再度交換の予定があるときなどはMobil Superのオイルで全く問題ないので使用していこうと思います。
今回のオイル交換でもハイマイレージ2000を使用しましたが、特に交換時期は早めなくても大丈夫そうですね。
そういえばMobil以外のメーカーは個人的には買ったことがないな~。
次回以降試したいと思います。
↓次のオイル交換ではMobile以外のメーカーを使ってみました。↓
シャリオグランディス ルームクリーニング 他
車内清掃。
KAYAです。
ルームクリーニング
太陽の日差しが強く、洗濯物も干した瞬間から乾いていきます。これを利用してシャリオグランディスの車内をスチームクリーナーを使ってルームクリーニングします。
施工業者に出すと、シート1脚から値段が決まっている場合もありますが、1台丸ごとお願いすると3万~5万円くらい掛かるそうです。血や排泄物系などの汚れならプロにお願いしたいところですが、私のシャリオグランディスはシミになるようなひどい汚れはなく、恐らく20年間に渡る前オーナーたちの汗と涙が蓄積されているだけです。
しかし今のオーナーは私なので、過去のしがらみから抜け出させましょう。
家にアイリスオーヤマのスチームクリーナーが転がっていたので活用します。洗濯に便利なワイドハイターは過酸化水素が主な成分であり、Tシャツなどの黄ばみ取りに使えるので、多分車のシートにも使えるはずです。除菌もしてくれますしね。そのまま使うと界面活性剤の影響で泡だらけになってしまうので、水で薄めてタオルに染み込ませて使いました。ワイドハイターには汚れを浮かす効果があるので、薄めたワイドハイターを染み込ませたタオルを絞り、スチームクリーナーでスチームするところを先に軽く拭いておきます。
使用したスチームクリーナーは、吹き始めにドバドバっとお湯が出てきて天然温泉シャリオグランディスになるので、完全にスチームのみが噴き出すまで空吹かしします。
準備が出来たらいざ施工。今回はシートをメインに行いました。ノズル先端は用途に合わせて交換できるので、布に適したものを選んでいます。スチーム後にもタオルで軽く拭いてあげると、スチームで浮いてきた汚れをしっかりキャッチできます。シミがあるようなら重点的にタオル拭きとスチームを繰り返し行い、最後に綺麗に拭き取りましょう。
一見シミが無いように見えたシャリオグランディスですが、どうやら前オーナーかその前のオーナーが助手席の座面に多分コーヒーをこぼしていたようで、スチームしたら茶色い汚れがジワジワ浮いてきました…。
なぜコーヒーかというと、完全に私の希望です。
座面に茶色い汚れというのは、コーヒーをこぼしたに違いありません。他の原因は考えないでください。
おかげでバケツの薄めたワイドハイターも茶色く濁っています。アメリカンコーヒーですね(殴
全てクリーニングしたら、車内がしっとりしているので窓全開サンルーフオープンで天日干しします。乾かしている間に、薄めたワイドハイターでトリムやドアノブ、ステップ、ペダルなどもフキフキして黒ずみや汚れを綺麗にしました。
乾燥し終わってから乗車すると、なんとなくシートがフカフカになったような気がしました。見た目で何が変わったということはないので、通販番組であるようなビフォーアフター画像はありません…。
ルームランプLED化
消費電力を節約するために、ルームランプをLED化しました。
シャリオグランディスのルームランプは前席にT10型が3つ、後席にT10×31が1つ、リアゲートにT8×28が2つ装着されています。LED球はすべてオートバックスの一番安いヤツで揃えました。
シャリオグランディスのキャラクター的に、真っ白のいかにもなLEDは合わなそうなので電球色を選びました。意味ねーよってツッコミは現在受け付けておりません。若干明るくなりましたが、電球から電球色LEDなので見た目はたいして変わりません。それにしても、シャリオグランディスの車内は家の書斎のように落ち着ける空間ですね。まぁ家に書斎は無いですが。
ルームクリーニングとルームランプLED化で快適な車内空間を維持できました。