シャリオグランディス エンジンルーム清掃
エンジンルームを映えるように。
KAYAです。
前回、ヘッドライトの結露除去をしたときに、エンジンルーム内の普段は手が入らないようなところを清掃しました。今回はその逆サイドを行います。
まずは前回触らなかった左ヘッドランプを摘出。結露していた右ヘッドランプ同様、レンズ内部を掃除しました。
バッテリーを取り外しエアインテークやハーネス類など、簡単なものだけ取り外し。この錆びたバッテリトレイは塗装して修復します。前オーナーがバッテリー液を入れすぎたためにオーバーフローし、バッテリー液によって腐食が進んでいます。
バッテリトレイを外すとフロントサイドメンバやフェンダシールドプレートといった、フロント周りを構成するフレームやパネルが露出します。こちらも漏れたバッテリー液のせいで腐食しています。パネル同士の溶接面や、ねじ穴などの金属加工部は錆がミルフィーユ状になってしまい、錆が無くなるまで削ると車が無くなってしまうので、気休めくらいしか打つ手はないです。本気で直すとするなら、エンジン・T/Mと足回りを外してフロントサイドメンバとフロントフェンダシールドを交換することになりますが、修復歴が付いてしまうのと、修理費が50万を軽く超えてくるので乗り換えをオススメします。
なのでコンパウンドで磨いて終わり。
バッテリトレイは、ワイヤブラシでガリガリ削って、下地処理もせずに適当塗装w塗料は転がってた耐熱スプレーです。ちょっとはまともな見た目になりました。
ライトサポートやフロントサイドメンバツウクロスメンバブレースも磨き。ヒューズボックスの前側でプラプラしてるハーネスがありますが、これはボディアース線です。ボディとはボルトで接続してあるので、端子表面や取付ボルト・ねじ穴をブラシやパーツクリーナーなどで清掃しました。ボディーアースされた電気が抵抗なくしっかりバッテリーマイナス端子に戻ることで車の調子がよくなります。多分。
外した部品を戻します。エアクリーナーボックスなどの樹脂部品はアーマオールで艶出しと表面保護をしました。
こちらはサイドメンバ同様表面の荒れたタワーバー。中古で買ったのであまり綺麗とは言えません。
ヤスリで磨いて表面処理。ボディ色と同様のギャラクシーホワイトパールで塗装しました。車体番号やコーションプレートがあるカウルトップパネルも磨いてあります。
汚れが蓄積されて黒ずんでいたエンジンルームに輝きが戻りました。まぁでも普通は綺麗じゃないところが綺麗だと、なんかちょっと違和感があって気持ち悪いですねw そのうち慣れるかな~
シャリオグランディス ヘッドライト結露除去
ライトの曇り(水滴)
KAYAです。
シャリオグランディスのヘッドライトがいつしか曇るようになってしまいました。
光量不足になってしまい、夜間の走行が危なくなるので修理しましょう。いきなりライトバラバラもめんどk…そこまでしなくても直る場合もあるので、まずは様子見。
ライトユニットには、レンズ内部と外部の温度差を無くしたり、換気をするための通気口がいくつかあります。
内側にはスポンジが入っているので洗って再利用します。
これで一応空気の通りがよくなったと思われます。
が。
一週間経っても曇りっぱなし。というか、水滴が流れるようになり、むしろ悪化していますwしかたねぇってことでバラしました。車に付いてると気にならないですが、ライトユニット単体って結構大きいですよね…。
目ン玉も取り出します。
ヘッドライト球の取付穴からウエスを入れて、
全部入ったらユニットを上下左右にシャカシャカ振ります。ご近所の目は気にしたら負けです。
取り付け穴の狭いポジション兼コーナーランプ側は、内張はがしで押し込んで傷が付かない範囲でフキフキ。
取り切れなかった結露や水分をドライヤーで乾燥させます。
ライト装着状態では手が届かない位置にある通気口も外してお掃除。
で、そもそもライトが曇るということは、パッキンの劣化やライトバルブの取付不良で水分が侵入してしまうことで発生します。なので不具合がないか点検。
ユニット下側もしっかり見て…
あ?
おどれの仕業か~!!なんで割れたの君…。
コーキング剤は手持ちがなかったので、モノタロウのもっとくっつけ太郎でコーキング。
接着剤が乾くのを待つ間に、いつもは手が入らないヘッドライトサポート周辺やフロントサイドメンバ周辺を磨き。フロントサイドメンバツウクロスメンバブレースがツヤツヤになりましたw
ライトユニットを組み直し。
そして次の日。雲ってません!!!完璧ですね。
今度は反対側のライトも掃除しようかな~。
シャリオグランディス 自作ドアスタビライザー&風切り音低減
静音化。
KAYAです。
シャリオグランディスの剛性アップ(笑)をするべく、ドアスタビライザーを自作しました。アフターパーツで各社が売っていますが、まともに買うとなると1セット16000円とかします。それ以前に、シャリオグランディスにはそもそも売ってないので自作です。
まずはホムセンで1枚200円の粘着付きゴム板を買ってきて、適当な大きさに切ります。切り取るのは、ボディ側のドアストライカー部用とドア側のドアストライカー部用の1セットずつです。
ゴムむき出しではカッコ悪いのと、ドアの滑りをよくするためにカーボン風デカールで覆います。これをドアの枚数分作ります。
現物合わせで最終調整。
ボディ側のドアストライカーに貼り付け。
ドア側にも貼り付けて、開閉チェック。作っといてアレですが、こんな子供だましで車の挙動が変われば世話ないんですよね。一応ドアとボディのクリアランスが約0mmになったので、アイドリング中のカタカタいう振動は低減されました。ドアとボディの当たり面はもう少し改良が必要ですが、ひとまず完成!
同じくドア周りを小細工。走行中、ドア周りからキュッキュッという音が鳴ることがあるので対策します。ドアのクッションゴムとボディが当たるとこに、家用の戸当たり用クッションテープを貼り付けました。まぁ車ですが「戸」であることに変わりはないので使い方は間違ってないはず…。知らんけど。
脱脂して貼り付けるだけ。
この車のために作られたのでは?と思うほどぴったり。
リアゲートには左右2個ずつあります。ダンパーの根本と…
リアバンパーとの境目らへん。ドアスタビライザーとの組み合わせにより、ドアの開閉感覚が変わりました。変な振動が抑えられ、ガチっとハマる感じです。クッションテープに厚みがあるので、結構しっかり閉めないと半ドアになってしまいます。そのうち潰れてきて丁度よくなるとは思いますが、雨漏りがないかは未確認です。ウェザストリップに頑張ってもらいましょう。
で、本題その2。風切り音低減。というより隙間埋め?
気にしだすと結構広めなクリアランスです。
エーモンの静音計画からも風切り音低減の商品がありますが、こざかしくやりました。戸当たりテープです。またかよ。
ScotcHの戸当たりP型テープと、シャリオグランディスのパネルクリアランスがぴったりじゃね?ってことと、1つでたっぷり5mあるので色々できると思いこれにしました。コストもすこっちだけ節約できます。(それが言いたかっただけでは…?)
ちなみに2.5mテープを分断することで5mとなります。
貼るとこのカーブに合わせて逃げを作ります。
脱脂して貼り付け。
ボンネットを閉めたら純正か?と思える仕上がりで満足。
ライト周りやグリルにも貼り付けて、ボンネットは完成!
リアゲートとの隙間や…
ドアとの隙間にも。
こちらは運転席ドア。耳に近い部分の騒音対策は念入りに。
センターピラーからの隙間風対策はこれで大丈夫ですね。
最後にサラサラっと洗車。仕上げはコーナンブランドのLIFELEX製かんたん撥水WAX。お値段約500円。ボディだけかと思いきや、ガラスにも使えるってよ奥さん。効果は……値段通りかな…。「フクピカを水で洗ってもう一回使った」みたいな感じですwそうは言っても水洗いだけでは出せないスベスベ感は出るので、適当洗車するには十分です。文句言うならおとなしくソフト99なりシュアラスターなりを買うべしwさてさて、今回のワクワクさんチューン、街乗りでは体感できませんでしたが、高速道路での風切り音が思いのほか静かになりました。まさか体感できるくらい変わるとは。特にボンネット付近のザー音が小さくなり、運転席前方の静音化に成功しました。結構変わるものなんですね~!
シャリオグランディス ガラスコーティング施工
ボディコーティング。
KAYAです。
シャリオグランディスのボディの黒ずみ除去と磨きが終わったので、綺麗さを保つためにガラスコーティングをしました。
使用したコーティング剤は、ハイブリッドナノグラス/クルーズジャパンの「スーパーゼウス」です。全知全能の神の名が付いているだけあり、なかなか信頼できるコーティング剤です。
施工するときに傷がつかないように、軽く洗車してホコリを無くします。せっかくのコーティング成分がはじかれてはもったいないので、施工直前にシリコンオフで脱脂も行いました。コインくらいの量をスポンジにつけてパネルごとに薄く塗り伸ばすだけ。前後ドアやボンネットなどの面積が広いパネルは3~4分割して、ムラにならないように細かく施工しました。乾いて白っぽくなったら拭き取って完成!
2~3パネル塗る→最初の1パネル目を拭く、みたいな感じでやっていくと乾きすぎることもなく施工できます。
施工後の完全硬化は約48時間だそうですが、30分~1時間で上部被膜が形成されて乾燥状態となるので特に気に掛ける必要は無いそうです。(クルーズジャパン公式HPより)拭き上げて1時間後の状態がこちら。スマホカメラなので少々画像が粗いですが、バンパープロテクターでも景色が映り込んでいるのが分かります。
ガソスタの照明ではこんな感じ。ボンネットはDIYで塗りなおしているのでいまいちですが、フェンダー~ドアのツヤツヤ・トゥルトゥル感は確実に増しました。
車が綺麗だと気持ちがいいですね!これでしばらくは手抜き洗車でも綺麗を維持できるようになりましたw
シャリオグランディス ボディ磨き・黒ずみ除去
関東でも雪になりましたね。
KAYAです。
前回、ウインドウベルトラインモールディングの修復でボディから外した時、ボディ側がかなり汚れているのが気になりました。
洗車しても洗えない部分ですし、モールディングが付いていれば見えないので放置でもいいんですが、まぁせっかく外したんだしってことでお掃除。
前オーナーの時にしばらく洗車もされず青空駐車場に停めてあった時期もあるので、洗車してもなんとなく産廃感が漂っていましたが、ついでのついでということで重い腰を上げてボディを磨いてみました。
1番の課題はプレスラインや部品との境目の黒ずみ。
気にしだすと終わりのない戦いになりますが、地道に磨いていきます。
磨くというより削ると言ったほうが正しいですね。
黒ずみの基本的な構成は水垢やワックスの拭き残し、チリ・ホコリ・油などなどが堆積したものです。
多分、溶かして落とせるみたいな溶剤もあるんでしょうが、今回はパワープレイでやりました。そう、ヤスリです。
こちらは運転席のステップ部分。
ほぼ室内とはいえ、汚れが溜まっています。
まずは水拭き。
手が冷たいし荒れそうなのでゴム手袋をしてあります。ガミラス星人じゃないです。
次に2000番のスポンジヤスリでゴシゴシ。
最後にコンパウンドで仕上げ。
下地まで逝ってしまっている傷はしかたないですね。
スカッフプレートを取り付けてここは終わり。
これを修行のようにひたすら繰り返します。
先程のドアプロテクトモールディングも同じように削って磨きました。
比べると明らかに印象が変わりますね。
ウインドウとの隙間や…
エンブレム周りの黒ずみも除去します。
サイドターンシグナルランプも外して磨きます。
なかなか触らない部分なので、ついでに電球も交換。
球切れはしていないですが、黒くなっているのでちょうどよかったですね。
黒ずみ取りが終わったらボディ全体をコンパウンド磨き。
パネルごとに日を分けてやってもいいのですが、勢いで全部磨きましたw
ボディの映り込みから分かる通り、くすんで産廃感が出ていた印象からは卒業できたと思います。産廃から全損くらいにはなったかな?
この綺麗さを保てるように、時間を見つけてコーティングまでやってしまいたいですね。そうすれば下取り5万くらいの見た目にはなると思いますw
シャリオグランディス ウインドウベルトラインモールディング修復
プラスチック部品。
KAYAです。
寒いと色んなものがカサカサになります。
シャリオグランディスのウインドウベルトラインモールディングも、NIVEAですら追いつかない程…というよりも、夏でも常にカサカサだったので修復します。
プラスチックなので天気などの影響で表面がケバ立ち、白化してしまっています。壊れてはないので、今回は塗装して修復します。ちなみに、買うとすると一本約4500円×4本で、税込み20000円くらいです。
ビス1~2本と爪でボディについているので、パキッと割らないように丁寧に外します。残念ながら1本割りましたが。後で直すとして、まずはヤスリ掛けして表面を均して、サフで下地作り。
サフは車庫に転がってたソフト99のプラサフ(白)です。シリコンオフでしっかり脱脂して、黒スプレーで塗装。黒スプレーはホムセンの1本250円のラッカースプレーです。
黒だけでも結構艶がでました。
最後に色落ち防止と艶出しでクリアを吹いて完成!
ピラーなどの黒と同じような見た目になり、統一感が増しました。やはり黒いところがしっかり黒いとパリッとした印象になります。
で、ここからは割ったモールディングの修復。プラスチックはハンダゴテで溶接できるようなので挑戦してみました。端からちょっとずつ溶かしながらくっつけて行きます。溶接で大事なことは仕上げの綺麗さよりもバチっとくっつけることだとなんかで読んだのでそのとおりに。
ボコボコの表面はヤスリとバンパー用パテで均して再塗装。
微妙にひび割れてしまいました…。逆サイドも大きい亀裂が入っていたので修復してあります。こちらは上手くいきました。寒いとプラスチックはすぐに割れてしまうので、特に劣化の進んだパーツの取り扱いは気を付けなくてはいけませんね。プラの溶接も初めてやりましたがなんとなくできたので、どこかで使えたらと思います。