ミラジーノ ステアリングラックブーツ交換
ミラジーノのステアリングラックブーツがパックンチョ。
KAYAです。
我が家のミラジーノ、20年20万キロランナーなので樹脂とかゴムとかがパキパキになってたりします。ミラジーノ専門店でレストアのように仕上げて頂いた車ですが、納車からもう10万km以上走ったのでさすがにダメになるところもあります。
普段は街乗り・お買い物でしか使わないので、そうなると痛みやすいのはステアリング回り。駐車場での据え切りは思ったよりも車にとって負担になります。硬くなったゴムが無理に伸ばされれば、当然切れてしまうワケです。そしてなぜかは知りませんが、ゴムブーツが割れていることをパックンチョといいます。
今回変えるステアリングラックブーツとは、ハンドルを回して生まれた回転方向の力を、ラックというギヤでタイヤを動かす方向の力に変える部分やそのリンク機構を保護しているゴムブーツのことです。
このラックブーツが割れたままだと車検に通らないのはもちろん、ゴミや汚れがステアリングシステムに入って故障の原因となる可能性があります。
交換するにはまずはジャッキアップしてタイヤとタイロッドエンドを取り外します。
タイロッドエンドはタイヤのトー角(車を上から見た時のタイヤの角度)を決めるので、少しでもズレると車がまっすぐ走らない原因となります。タイヤ館でアライメントを取らなければいけなくなるので、必ず元の位置に戻せるようにマーキングしたり、ネジ山の数を記録しておきます。
既存のラックブーツに未練はないので、切るなりなんなりして外します。
外したものがこちら。新しいラックブーツはミヤコの純正相当部品です。ブーツバンドも付属してくるのがありがたいですね。
結構ピッタリな寸法なので、うまくスルッ キュッな感じではめ込みます。
ステアリングラック側のバンドはマイナスドライバーとラジペンで締めます。YouTubeなどに動画が転がってたので見様見真似で締めました。最後にポンチで固定するタイプです。
タイロッドエンド側はクリップなので簡単に止められます。
これでステアリングラックブーツの交換が終わりました。
外したタイロッドエンドを元通りに戻して、タイヤを付けて完成。ハンドルがしっかり切れるか?車は真っ直ぐ進むか?変な振動はないか?などを試走して確認。特に走りに変化はありませんが、不安要素が無くなり安心して走れますね。
いつもシャリオグランディスなので、久々にミラジーノで箱根を走ると車の軽さや操作感がゴーカートな感じで面白いですねw まとまった距離を走ったので、家に着く頃にはエンジンの調子もよくなったように感じました。