シャリオグランディス テールランプスモーク加工
雰囲気チューンです。
KAYAです。
シャリオグランディスのテールランプですが、色褪せもあってか安っぽいおもちゃみたいな赤色になってるのが気に入らなかったのでスモーク化しました。スモークといっても、夜中のドンキにいる型落ちセダンみたいな真っ黒テールランプにはしませんw
最近のトレンドなのかは分かりませんが、欧州車やマツダのテールランプに見られるような濃いめの赤を目指します。
何もしてない純正状態のテールランプ。まずはこれを紙ヤスリでガシガシ磨いて表面を滑らかにします。
力を入れてガシガシやると疲れてしまうので、400番の粗さで力を入れずに、それでもしっかり表面を研磨します。400→600→800→1000→2000の順で磨いていきました。
テールランプとバックランプのセパレートラインも段差が無くなるように磨き上げました。
ヤスリ掛けが終わったら、荒れた表面をコンパウンドで平滑に仕上げます。
使ったのはソフト99の傷消し用コンパウンド3500番。大きな磨き傷が見えなくなるまで磨きます。この後9800番の鏡面仕上げ用コンパウンドで磨けばさらに艶のある表面になるのですが、スモークスプレーの塗料が乗るように、足付けの意味も含めて3500番の磨きで終わりました。
左右のランプを磨いたものがこちら。正直、磨いただけでかなり艶が出てきてこのままでも十分カッコイイのですが、余計なことをするタイプのオタクなのでひと手間掛けていきます。
スプレーガンがあって塗料の調合からできるのがベストですが、そんなものはない素人塗装なので缶スプレーで塗装します。まずはスモークスプレーから。
使ったスモークスプレーはタミヤのスモークスプレーPS-31。ラジコンやプラモデルの塗装に使うのが本来の用途ですが、車のテールランプはアクリル樹脂なので問題なくそのまま使えます。一応、ビッグテールなどのテールランプ専用スプレーも考えましたが、使ったことがないスプレーなのと、バックランプのクリアレンズ部分が茶色っぽくなって如何にもな感じが出てしまうのがイヤだったので、ラジコンボディの塗装などで馴染みのあるタミヤカラーをチョイスしました。寒い時期は湯煎して使うとスプレーの調子が抜群になります。
タミヤのスモークでスプレーしたものがこちら。後から調整できるよう、やや濃いめのスモークにしてあります。さすがにこの濃さだとガラ悪ぃですね~。
紙ヤスリ1000番→2000番→コンパウンド3500番の順で磨きながら色合いを調整していきます。車に仮合わせしてみながらやるとちょうどいい濃さに調整できます。
スモークの濃さが決まったら、対候性と表面保護のためにウレタンクリアで塗装します。使ったウレタンクリアはソフト99の2液混合ウレタンクリア。1液タイプよりも2液タイプの方が塗装面に対しての侵食が少なく、塗装ミスも少なくなります。
奥にヘッドライトが見えますが、そちらは次回のブログにて。
ウレタンクリアは3~4回に分けて吹き付けました。チヂミや割れといった不具合も特に起こりませんでした。
ソフト99のウレタンクリアは乾燥後の磨きは不要なのですが、塗膜に付いたホコリやザラザラを除去したかったので、塗装後1週間程乾燥させて仕上げ磨きをました。
表面を軽く磨くだけなので紙ヤスリ1000番→2000番、コンパウンド3500番→9800番で磨いて仕上げました。
セパレートラインも消えてヌルヌル感が出ました。
もともと濃いめの赤だったハイマウントランプと同じ色合いになったので、リヤの統一感も増しました。
ランプ点灯時も暗すぎず、車検にも問題ないレベルなので、スモーク化による視認の変化は最小限にできました。
←BEFORE AFTER→
写真では発色の良いBEFOREのほうが綺麗に見えますが、実際に見ると景色が映り込むくらい艶感があるAFTERの方が綺麗に見えます。
夜間の街灯下ではこんな感じ。濃いめの赤と艶がでたことで高級感が増したように見えます。 が、違いは作った本人にしか分からないだろうな~