カステラと羊かん

ゆるっと日常~お茶とお菓子を添えて~

シャリオグランディス MMCS修理

持病?

KAYAです。

 

私のシャリオグランディスは5.8インチのMMCSが付いています。MMCSとは、燃費や航続距離、エアコンやオーディオの情報を表示するディスプレイのことです。

前オーナーのころに表示が真っ黒になって使えなくなり、私が所有者になってからヤフオクでまだ使える中古を購入して使用していましたが、画面の表示がまた微妙になってきました。騙しだまし使っていましたが、ついに虚無を表示しはじめました。死にかけのMMCSが死んでしまったのでダメ元で修理してみます。

5.8インチのMMCSを開くと写真のような注意書きのあるプレートが出てきます。ここが、使用直後に分解すると触れないくらい熱くなります。ちなみにMMCSはエアコンの吹き出し口と接するようにダッシュボード内に取り付けられているので、暖房の熱や直射日光の影響もあり、実は走行中かなり熱くなる部分です。それほど常態的に熱影響を受けている部分なので、耐久度合にも当然疑問が生まれます。

プレートを外すとこんな感じ。基盤右側の一番大きいICチップが熱源です。

ICチップと基盤とのハンダが熱で劣化して抵抗になっている可能性があるので、ちゃんと通電するようにハンダを盛ります。

後はMMCSを組み直して仮付け。キーONで画面を表示すると…お!綺麗に表示されました!

ひとまず使える状態になったので、元通り取り付けて時刻やらを再設定。基本的には外して組付けただけなので、もしかすると車側コネクタとの接触不良の可能性もありますが、それはまた追々。

この後小一時間程走って様子を見ましたが特に問題はなし。とりあえず直ったようですが、はてさていつまで持つことやら。。。

シャリオグランディス ガラコ施工

梅雨の準備です。

KAYAです。

 

2年ぶりとなるガラコ、もとい、ウィンドウ撥水コーティングです。

ちなみに前回の記事がこちら。↓

siberiya.hatenablog.com

去年はサボったというか、洗車時の簡易撥水やメンテナンスでガラコ施工の必要性を感じなかったのでやりませんでしたw

私が愛用しているのが「ソフト99 超ガラコ」です。商品の説明にもある通り、ガラコシリーズの中で最も耐久性に優れたガラコです。1年ほどの耐久性があるようですが、コマメな洗車や簡易撥水スプレーなどで撥水状態は維持できます。もちろん施工直後の状態ではありませんが。

 

で、いきなりガラコ…ではなく、まずは下地処理。

そう、ガラスの油膜落としです。フロントガラス左側が未施工。右側が油膜落とし後。

明らかに水の付着状態が違います。ウィンドウの端っこや、中央部にも強固に残った撥水成分があるので、水を掛けながら全く水を弾かない親水状態を作ります。フロントガラスはもちろん、バックウィンドウやサイドウィンドウも念入りに。

そして、私のシャリオグランディスは”デュアルサンルーフ”なので合計10枚のガラスを気合いで油膜落とししていきます。

油膜を落とし切ったらようやくガラコ塗り。ガラスの上から1/4ずつに分けて上下に塗り込んだあと、ガラス上端~下端まで塗り伸ばして撥水剤の均一性を計ることでワイパーのビビりを低減します。

ガラコのヘッド部分が入らなかたり、塗りにくい場所はガラコをしみこませたペーパーウェス(なければティッシュでも可)で施工しました。

説明分通り、5~10分ほど乾燥させてから綺麗なウェスで拭き取り。このあと約12時間乾燥させれば完成です。

やはり施工したばかりだと、雨粒が気持ちいいくらいに弾きますね!高速道路ではノーワイパーのほうが見やすいくらいですw

防汚効果もあるので拭くだけでガラスが綺麗になります。また小まめにメンテナンスして、来年か再来年また施工ですね!

シャリオグランディス ミシュラン プライマシー4&三菱純正BBS

夏タイヤに交換です。

KAYAです。

 

箱根などの山岳地帯でも雪が無くなったので、もう真冬のような凍結や積雪はないだろうってことでスタッドレスから夏タイヤに戻しました。

今まで使用していた夏タイヤは溝が少なくなっており、製造からの時間も経っているので新品タイヤを購入しました。

買ったときはアマゾンのブラックフライデー期間だったので、通常なら1本2万円以上するミシュラン プライマシー4が1本1万1000円で購入できました。自分で組むので当然工賃も0円ですwf:id:siberiya:20220405230738j:plain

このタイヤはスペインの工場で作られたようですね。f:id:siberiya:20220405230809j:plain

タイヤ溝にもMICHELINの刻印があり高級感を演出しています。f:id:siberiya:20220415173528j:plain

シャリオグランディスの純正タイヤサイズは205/65R15なのですが、16インチの三菱純正BBSを履かせたかったので1インチアップの205/60R16にしました。扁平率が5%下がった以外は純正と同じサイズです。f:id:siberiya:20220405231052j:plain三菱純正BBS RG162。ディアマンテのオプションホイールらしいです。f:id:siberiya:20220405231235j:plain

ホイールサイズは16インチ6J+46。シャリオグランディスの純正ホイールは15インチ6J+46なので、インチ以外は純正のままです。f:id:siberiya:20220405231218j:plain

何故BBSなのか?と言われれば、鍛造・軽量ホイールで、名門ポルシェも純正採用するようなホイールの精度があるからです。あと純正だからあまりよく考えなくても付くだろってところが大きいですw

17インチ以上とか、6.5J以上とか、オフセット変えてボディとツライチ、とかすると選択肢は豊富ですが、インチアップによるバネ下重量の増加やタイヤ幅が広がることで路面との面圧が下がってグリップ力の低下、オフセット変更でハブに掛かる負担の増加…などなど、デメリットしかないのであくまで純正幅・純正オフセットのままインチだけアップです。純正ホイールは鋳造なのに対して、BBSは鍛造なのでインチアップしてもバネ下重量を軽量化できました。

念のため仮合わせ。キャリパーが当たるとか他に干渉するようなことはなさそうです。f:id:siberiya:20220405231757j:plain

そんで組付け。ミシュランタイヤは軽点マークやユニフォーミティマークがないのでどこで組んでもいいみたいです。(ホントか?f:id:siberiya:20220415162538j:plain素組で20gと30g。まぁこんなもんかね?f:id:siberiya:20220405231944j:plain

組付け状態で純正15インチと純正16インチの比較。扁平率たった5%の違いですが16インチのほうが若干シャープな印象です。f:id:siberiya:20220405232128j:plain

取り付けも問題なし…f:id:siberiya:20220415162518j:plain

 

と、思いきや。

 

ホイールナットの高さが微妙に高く、BBSセンターキャップが取りつかないという罠。

調べると、ディアマンテの時代ではナット頂部が平だったのですが、シャリオグランディスの時代では頂部が丸くなったようで、全長が伸びていました。ヤメレ。
f:id:siberiya:20220415163029j:plainってことでショートタイプ(といっても3mm短いだけ)のナットを購入。三菱なので平座ナットということもあり選択肢は少なく、純正部品は全て頂部が丸いものだったので純正相当品で代用。f:id:siberiya:20220415163458j:plainローム層が厚いとかでやたらヌルテカ。箱を開けた瞬間20人の私と目が合いました。ここまで綺麗にされちゃうとインパクト使えないじゃん。

f:id:siberiya:20220415164016j:plainやっとこさ付きましたよっと。イメージ通りの見た目ですね。洗いにくそうです。

数百km程走ってタイヤの慣らし。第一印象としては、パイロットスポーツみたいなあ~ミシュランだね~っていう路面のインフォメーションが伝わってくる感じです。ヨコハマ アイスガード6みたいな変なタイヤノイズが無く静かになった気がしましたが、スマホの騒音計では80km/h(高速道路・ドライ・昼間・周辺車両少な目)で72~76dbと、アイスガードとの変化はなかったです。

信号からの加速や高速での追い越しで明らかに車が軽やかに動くようになりました。路面のザラザラ感は純正と同じような伝わり加減ですね。高速道路では車の直進安定性が増えて、ふらつきも少なく長距離巡行が楽になりました。以前のタイヤ&ホイールの感覚で走ると、体感よりも速度が出てしまうのでスピードメーターを見ながら感覚修正。コーナリングでは意外とグリップ力が高く、タイヤが鳴く前にボディがヨレるような感じになるのでオーバースペックですね。扁平率5%ダウンと1インチアップのメリットがしっかり現れて計算通りというとこですね。 プライマシー4のおかげか、タイヤがうまく路面をいなして良いショックアブソーバの役割を果たしてくれているので、デメリットの乗り心地悪化は最小限に抑えられました。f:id:siberiya:20220415173215j:plain

これ抜けたショックと切れたブッシュ変えたらもう高級車じゃん。

シャリオグランディス ブレーキパッド交換

フロントブレーキパッドが気に食わないので。

KAYAです。

 

フロントブレーキパッドが少なくなくなってきていたので交換しました。

装備していたブレーキパッドはボッシュの純正相当品です。交換時で残り4mmくらいあり、まだ使えはするのですが、掃除してもブレーキ鳴きが頻発したり、冷間時の効き心地がイマイチで気に食わないので早めの交換です。f:id:siberiya:20220405223818j:plain

三菱純正新品パッドだと1諭吉くらいしてしまうのですが、純正相当品であれば3000円~8000円くらいで有名ブレーキメーカーのものが買えます。

今回選択したのはMKカシヤマのブレーキパッド。旧車から最近の車まで幅広いラインナップがあり、街乗りでは安定したブレーキ性能です。

ついでに、錆びてボロボロになっていたブレーキパッドシムと、ゆがんでしまっていたフロントブレーキクリップを新品にしました。キャリパのオーバーホールは以前に行ったので、今回の部品交換でフロントブレーキ周辺のリフレッシュは完了です。f:id:siberiya:20220405224247j:plainキャリパ清掃と必要なグリスアップをして組み付け。

ボッシュよりもコントロール性が高く、ブレーキロータ―に優しそうな効き具合です。

ブレーキをしっかり整備すると気持ち的にも安心感が出て、気持ち良いドライブに繋がりますね!

シャリオグランディス 汎用メッキモール貼り付け

また雰囲気チューンです。

KAYAです。

 

今回はカー用品店でよく目にするモール系のドレスアップ商品、「メッキモール」を貼ってみました。このメッキモール、定番の銀メッキと金メッキ、赤や青などの色付きまであり、雰囲気チューナーの私としてもお世話になっている商品です。

我が家のミラジーノもその1台。ホイールアーチにメッキモールを貼っています。純正オプションにフェンダーメッキモールが存在するのですが、1000円ちょっとでほぼ同じ見た目になりました。f:id:siberiya:20220212180318j:plain

が、しかし。 このモール商品、一歩間違えるとカー〇ューンやってそうな車みたいにだs…個性的になってしまうので、貼る場所や量はしっかり考えなくてはなりません。

そこでメッキモールを貼るのに参考にした車が、私が昔々に乗っていたY31セドリック。f:id:siberiya:20220212173148j:plainバブル設計の日産車にありがちな、純正ままで不審車両な感じが今見ても魅力的です。さすがにここまでの量のメッキをシャリオグランディスに貼り付けると安っぽくなってしまうので、参考にするのはモールの太さ。いかにも高級感を出そうとしている太さでなく、細目にして光の加減でチラッと光る怪しさを目指します。

 

次に参考にしたのがシャリオグランディスのロイヤル。ここで参考にしたのがメッキの場所。同じ箇所にメッキを貼れば、純正風な仕上がりになって不自然な感じが抑えられます。

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メッキモールを貼る場所が決まったので、道具を揃えました。といっても買ったのはマルチモール(幅7mm/長さ4m)が2パックだけで、L字モール(幅9mm/長さ4m)はミラジーノに使った時のあまりです。f:id:siberiya:20220212174327j:plain

貼り付けには、メッキモールに付属した両面テープがあるのですが、正直粘着力に不安があるのでブチルの両面テープでしっかりとくっつけます。ちなみに付属の両面テープは普通に工作で使う分には全く問題ないので、保管しとけば役に立ちます。多分。f:id:siberiya:20220212174622j:plain

まずシャリオグランディスに実際に貼り付けた場所は、前後バンパーのバンパーモール部分と、ドアのドアサイドモール部分。すべてマルチモールを貼り付けてあります。f:id:siberiya:20220212181828j:plain

さらにフォグランプ/ウィンカー付近。ここにはL字モールを使用しました。貼り付け部分にかなりのRが付いているので、ドライヤーで温めながらゆっくり貼りました。もちろん脱脂も忘れずに。f:id:siberiya:20220212182004j:plain

今回買ったマルチモールは保護フィルムがあるタイプだったので、ボディに貼り付けた後に剥がしました。f:id:siberiya:20220212174640j:plain

 

サクサクと貼っていって完成~。純正っぽい感じにできました。f:id:siberiya:20220212182511j:plain

正面の図。シャリオグランディス ロイヤルと同じバンパーモールに貼ったことで純正感を。フォグランプ/ウィンカー下縁に貼ったことでボディ下側に視線誘導を図りシャープな印象を出したつもりです。f:id:siberiya:20220212182611j:plain

横の図。フロントバンパモール~ドアサイドモール~リアバンパーモールに掛けて一直線になるように貼り付け、全体の統一感を演出したつもりです。ついでにテールランプ下縁にも地味~に貼ってあります。f:id:siberiya:20220212182819j:plain

純正風を意識して貼ったので、間違い探しなレベルですね。目立たなさすぎるくらいが丁度いい感じです。f:id:siberiya:20220212183445j:plain

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よくわからんなw

シャリオグランディス ヘッドライト磨き&塗装

テールライトと一緒に。

KAYAです。

 

シャリオグランディスのヘッドライトはコトあるごとに磨いてはいるのですが、劣化による細かいクラックまでは落とせていませんでした。

ちなみに前回磨いたときの記事がこちらです。

現在のヘッドライトレンズの状態ですが、ご覧の通りライト消灯時に見るとまぁまぁ綺麗です。f:id:siberiya:20220203111535j:plain

が、ライトを点けるとクラックが…。f:id:siberiya:20220203111634j:plain

以前、我が家のミラジーノでも同じ現象が起こっていました。

ライトレンズのクラックは基本的にレンズ外側に発生するので、ガッツリ削ぎ落してしまえば無くなることが多いです。なので紙ヤスリ400番で根こそぎ磨きました。そろそろ磨きすぎて穴が開くかもしれませんが、穴が開いたらもう2度と曇らないのでこちらの勝利です(?)f:id:siberiya:20220203112238j:plain

400→600→800→1000→2000の順で磨いていき、コンパウンド3500番→9800番で表面を仕上げていきます。f:id:siberiya:20220203112417j:plain

ライトオフ状態でも違いが出るまでのクリヤ感がでました。シャリオグランディスが本来持っているエレガントな雰囲気が復活しましたね。

磨く前の右ライトレンズ(写真左)と磨いた後の左ライトレンズ(写真右)f:id:siberiya:20220203112550j:plain

同じように反対側のライトレンズも磨いて、塗装のために車から取り外しました。

車上でも塗装できないことはないですが、マスキングの手間を考えると取ってしまった方が手っ取り早いです。写真右側のテールランプは、前回のブログに書いたスモーク塗装したテールランプです。2液混合ウレタンクリヤは一度混合してしまうと保管ができなくなってしまうので、一度に使い切れるように同時に塗装しました。f:id:siberiya:20220203112940j:plain

テールランプ同様に3~4回に分けて塗装しました。

が、問題発生。

ウレタンクリヤに含まれるシンナー成分が、ヘッドライト素地のポリカーボネートを侵してクラックが発生してしまいました。いわゆるソルベントクラックという現象です。クラックが発生しないように薄く塗ったつもりですが、まだまだだったようです。f:id:siberiya:20220203113623j:plain

途中からクラックの溝を埋めるようにさらに薄くクリヤを吹いていき、最初にクラックを発見した時よりかはまともになってきました。まぁどうせ乾燥後に磨く予定だったので、その時に素地が出なければよいのです。

例によって1週間程乾燥させて再度磨き。クラックが無くなるまで磨きたいので、800番のヤスリから始めて、1000→2000→コンパウンド3500→9800と磨いていきました。

今までで最もクリアなヘッドライトになった気がします。f:id:siberiya:20220208154433j:plain

磨きと塗装をしたことで劣化のクラックによる光の散りもなくなり、ライトで照らしている範囲が明らかに以前より明るく照らせるようになりました。f:id:siberiya:20220208154552j:plain

ライトが綺麗だと車が綺麗に見えますね!f:id:siberiya:20220208155150j:plain

街中ではこんな感じに見えます。

くすみのないクリアなライトになったことで精悍な顔つきに戻りました。f:id:siberiya:20220208155221j:plain

 

シャリオグランディス テールランプスモーク加工

雰囲気チューンです。

KAYAです。

 

シャリオグランディスのテールランプですが、色褪せもあってか安っぽいおもちゃみたいな赤色になってるのが気に入らなかったのでスモーク化しました。スモークといっても、夜中のドンキにいる型落ちセダンみたいな真っ黒テールランプにはしませんw

最近のトレンドなのかは分かりませんが、欧州車やマツダのテールランプに見られるような濃いめの赤を目指します。

何もしてない純正状態のテールランプ。まずはこれを紙ヤスリでガシガシ磨いて表面を滑らかにします。f:id:siberiya:20220203103223j:plain

力を入れてガシガシやると疲れてしまうので、400番の粗さで力を入れずに、それでもしっかり表面を研磨します。400→600→800→1000→2000の順で磨いていきました。f:id:siberiya:20220203103356j:plain

テールランプとバックランプのセパレートラインも段差が無くなるように磨き上げました。f:id:siberiya:20220203103738j:plain

ヤスリ掛けが終わったら、荒れた表面をコンパウンドで平滑に仕上げます。

使ったのはソフト99の傷消し用コンパウンド3500番。大きな磨き傷が見えなくなるまで磨きます。この後9800番の鏡面仕上げ用コンパウンドで磨けばさらに艶のある表面になるのですが、スモークスプレーの塗料が乗るように、足付けの意味も含めて3500番の磨きで終わりました。f:id:siberiya:20220203103942j:plain

左右のランプを磨いたものがこちら。正直、磨いただけでかなり艶が出てきてこのままでも十分カッコイイのですが、余計なことをするタイプのオタクなのでひと手間掛けていきます。f:id:siberiya:20220203104312j:plain

スプレーガンがあって塗料の調合からできるのがベストですが、そんなものはない素人塗装なので缶スプレーで塗装します。まずはスモークスプレーから。

使ったスモークスプレーはタミヤのスモークスプレーPS-31。ラジコンやプラモデルの塗装に使うのが本来の用途ですが、車のテールランプはアクリル樹脂なので問題なくそのまま使えます。一応、ビッグテールなどのテールランプ専用スプレーも考えましたが、使ったことがないスプレーなのと、バックランプのクリアレンズ部分が茶色っぽくなって如何にもな感じが出てしまうのがイヤだったので、ラジコンボディの塗装などで馴染みのあるタミヤカラーをチョイスしました。寒い時期は湯煎して使うとスプレーの調子が抜群になります。f:id:siberiya:20220203104457j:plain

タミヤのスモークでスプレーしたものがこちら。後から調整できるよう、やや濃いめのスモークにしてあります。さすがにこの濃さだとガラ悪ぃですね~。f:id:siberiya:20220208145512j:plain

紙ヤスリ1000番→2000番→コンパウンド3500番の順で磨きながら色合いを調整していきます。車に仮合わせしてみながらやるとちょうどいい濃さに調整できます。f:id:siberiya:20220203105105j:plain

スモークの濃さが決まったら、対候性と表面保護のためにウレタンクリアで塗装します。使ったウレタンクリアはソフト99の2液混合ウレタンクリア。1液タイプよりも2液タイプの方が塗装面に対しての侵食が少なく、塗装ミスも少なくなります。

奥にヘッドライトが見えますが、そちらは次回のブログにて。f:id:siberiya:20220203105747j:plain

ウレタンクリアは3~4回に分けて吹き付けました。チヂミや割れといった不具合も特に起こりませんでした。f:id:siberiya:20220203105841j:plain

ソフト99のウレタンクリアは乾燥後の磨きは不要なのですが、塗膜に付いたホコリやザラザラを除去したかったので、塗装後1週間程乾燥させて仕上げ磨きをました。

表面を軽く磨くだけなので紙ヤスリ1000番→2000番、コンパウンド3500番→9800番で磨いて仕上げました。f:id:siberiya:20220208150114j:plain

セパレートラインも消えてヌルヌル感が出ました。f:id:siberiya:20220208150207j:plain

もともと濃いめの赤だったハイマウントランプと同じ色合いになったので、リヤの統一感も増しました。f:id:siberiya:20220208150339j:plain

ランプ点灯時も暗すぎず、車検にも問題ないレベルなので、スモーク化による視認の変化は最小限にできました。f:id:siberiya:20220208150607j:plain

←BEFORE AFTER→

写真では発色の良いBEFOREのほうが綺麗に見えますが、実際に見ると景色が映り込むくらい艶感があるAFTERの方が綺麗に見えます。f:id:siberiya:20220208152201j:plain

夜間の街灯下ではこんな感じ。濃いめの赤と艶がでたことで高級感が増したように見えます。 が、違いは作った本人にしか分からないだろうな~f:id:siberiya:20220208150916j:plain