シャリオグランディス ラジエータ・ウォータホース交換&ATF交換
水回りリフレッシュ。
KAYAです。
水回りにも樹脂やゴムが多く使われています。ラジエータキャップで加圧されているため走行中は常に圧が掛かっています。ラジエータは樹脂製なので割れることもあれば、ホースもゴム製なので破れることもあります。水が漏れだす前に交換しましょう。
水を抜いたら30分と掛からずに摘出できます。
新品は社外のダイワ製です。ラジエータキャップやATフルードのクーラホース取り付け部分も付いてきます。
ラジエータファンASSYは再利用するので付け替え。新品のアッパホースやロアホースも交換。ラジエータ一体のATフルードクーラホースも交換。
スロットル付近にもクーリングホースがあるので交換。
エアコンに繋がるヒーターホースも交換。なぜかこのホースだけ硬化が進んでいました。
ラジエータもサクッと乗せて水回りの部品は交換完了。
ラジエータ交換の過程でATFが少量抜けるので給油して量を調整。新しいLLCを入れてエア抜き。水回りリフレッシュ完了!
ウォータホース外しでエンジンルームが汚れるので高圧洗浄でエンジン丸洗い。なぜかエンジンに水を掛けてはいけないような意見があったりしますが、ディーラーでもエンジン丸洗いはやるので問題ないです。あまり水を掛けてはいけないところはありますが。
最後にブロワで水を飛ばして清掃終了。
ATFは量調整以外で余ったものがあるので、量調整と合わせて約4L交換。以前のATF交換でも使いましたが、上抜きができるようにオイルチェンジャーを買っておいてよかったです。ATF交換により変速ショックが少なくなり、加速もスムーズになりました。
これで水漏れによるオーバーヒートは防止できました。特にエンジン性能が変わったわけではありませんが、ラジエータやホースに蓄積された汚れがなくなり、それによるエンジン内部への影響も無くなったと思います。経年故に壊れるかもしれないという不安が無くなるのは精神衛生上非常によろしいですね。
シャリオグランディス タイロッド交換
ステアリングリフレッシュ。
KAYAです。
タイロッドエンドは以前に変えましたが、タイロッド自体にもガタを発見したので交換します。ついでにラックブーツもね。
スペースの問題で工具が回せず、車上で交換できるかな~という甘い見積もりは外れました。タイロッドリムーバーでもあれば簡単にできたのかもしれませんが。
ラック本体はサクッと外れるのでラック摘出。整備性が良いのか悪いのかw
かなり力を入れてもタイロッドが回らないので、パイプレンチ使ってダメな整備の見本市。
新品タイロッドは555のモノを。固定用ワッシャも付いてきました。
ラックブーツも取り付けて、ラックセンター調整しながら車に戻し。ラックを外す過程でパワステフルードを抜かなくてはならないので、新品のパワステフルードを入れてエア抜きをします。
アライメントもバラバラになっているので前にやったように紐とアプリで簡易でトー調整。調整後はステアリングセンターもピッタリ、真っ直ぐ走るようになりました。
タイロッドのガタが無くなり、ハンドルの緩さというかしっかり感が生まれコーナリングや高速道路の安心感が増しました。どちらかと言えばハンドルが重くなったのでコーナーが続く峠道は腕が疲れますね(運転やめろ)
シャリオグランディス ロアアームブシュ・ブーツ交換&スタビライザブシュ交換
足回りリフレッシュ。
KAYAです。
私のシャリオグランディスは車齢22年を迎え、走行距離も137000kmを超えました。当然ゴムや樹脂の劣化は進み、明らかな乗り心地の変化や異音を感じることがあります。
まずはブシュ交換をしますってことで、フロントメンバをずらしてロアアームを外します。
ブシュは予想通り亀裂が入っていました。
ご家庭に1台はあるプレス機でロアアームの古いブシュを抜きます。
外したブシュと新品がこちら。プレスで新品を打ち込みます。
外したついでにボールジョイントのブーツも交換。特に破れてはないですがせっかく外したのでグリス交換も兼ねて。開けてみるとしっかりグリスは封入されていますがまぁ劣化してますね。
ボールジョイントはガタこそないものの摩耗はしていそうな感じがありました。ボールジョイントだけの部品設定がないので、もし次回があるならロアアーム交換ですね。
ロアアームはこれで完成~
他の整備のためにフロントメンバーをずらしているので、スタビライザのブシュも交換。
外したブシュはプラスチックみたいにカチカチに硬化してました。新品はもちろんちゃんとゴムです。
リヤにもスタビがいるのでこちらのブシュも交換。
ロアアームのブシュ・ブーツとスタビブシュ交換後は、全体的に車の姿勢変化にコシが生まれました。お湯に漬けすぎたペヤングから、出来立ての讃岐うどんの様です。コーナリング中のロール抑制効果はもちろんよくなりましたし、思ったよりも縦の剛性も良くなりました。ブレーキング時の姿勢変化が少なくなり、信号などで止まるときのカックンをたいしてコントロールしなくてもよくなり運転が楽になりました。
これでシャシを支えるアームがリフレッシュされたので、次回はステアリング系をやります~
シャリオグランディス オイル交換 BP vervis BLUE 5W-30
ブリティッシュオイル。
KAYAです。
前回のオイル交換から3500km程走ったのでオイル交換です。
気分的にオイルラインの洗浄をしたいので、今回は比較的安価な部分合成油を購入。次回の交換時期を早めてプチフラッシングをして、エンジンを綺麗にしよう作戦です。
部分合成油で気になっていたのがBPの「バービス ブルー 5W-30」です。
以前フランスのelfを使ったことがあるので、お隣イギリスのBP(ブリティッシュ・ペトロリアム)にしました。有名ブランドのカストロールを吸収した会社です。
本来であればオイルフィルターも交換時期ですが、まぁすぐに次のオイルにしてしまうので今回はパス。
いつものように、オイルが落ちている間にプラグ清掃。
オイル交換後試走。
比較対象は以前使用したことがあるMobileの部分合成油「ハイマイレージ5W-30」。
MobileよりBPのほうがエンジンノイズが大きく感じられます。というか、今まで使用したオイルの中では一番うるさいです。(笑) が、エンジンパワーはBPの方がしっかり感じられました。特に高回転での加速感がいいですね。
全体的に値段なりといった印象はありますが、エンジンノイズ以外はまぁ悪くないんじゃないでしょうか。オイルが劣化してからの状態も気になりますが、おそらく劣化する前に次のオイルにしてしまうと思うので、また機会があれば試してみたいと思います。
シャリオグランディス リヤバンパー交換
ぼっこ・ざ・ばんぱー。
KAYAです。
前オーナーだった祖父が高齢でも運転していたため、リヤバンパーが高齢ドライバーらしいボコボコ感を演出していました。
定番の4つ角のガリ傷。
割れたバンパーにタッチペン跡が妙な哀愁を漂わせています。
良い状態の車にするには、やはり見た目の綺麗さも重要なハズ。という訳で交換です。
早速外しました。トランクの内装を剥がさないとバンパー固定ナットにアクセスできませんが、難しくはないので割とあっさり外せます。
リーンホース曲がってんじゃん。
パネル側にも押された跡が。
バンパーを付けてしまえば分かりませんが、なんとなくそのままというのも…ってことでWRCのサービスパークみたいなハンマー板金してタッチペンで申し訳程度の錆止め。どうせバンパー付ければ分からん。
リヤバンパーは中古だけど程度がいいものを買っておいたので取り付けて、汎用メッキモールと、FUJITSUBOステッカーは正規のモノを貼り付け。
押し込まれていたリヤバンパーが元の位置に戻ったため、マフラーの突き出し量も少なくなり、リヤ周りの見た目のどっしり感が増した気がします。ようやく恥ずかしくない後ろ姿になりましたw
シャリオグランディス O2センサ交換
燃費がイマイチ。
KAYAです。
数か月前、シャリオグランディスのエンジンチェックランプが点灯しました。
が、
すぐ消えました(笑)
特にエンジンの調子が悪い訳ではありませんが、使い方に対して燃費が悪いような気がしました。通常リッター10km前後の燃費に対して、この数か月はリッター7~8kmといった感じです。
O2センサは排気ガスに含まれる酸素量を監視し、燃料の噴射量を制御するためのセンサーの1つです。O2センサが壊れるとエンジンチェックランプが点灯したり、燃料を多く吹くようになり燃費が悪化します。
車の症状や走行距離、使用年月から考えてもO2センサが寿命になっていても不思議ではありません。
私のシャリオグランディスは、エンジンルームから見える場所にO2センサが付いています。おかげで秒で交換できました。
熱が加わる部分なのでラスペネを吹いて外しやすくする準備はしましたが、外そうして工具に力を入れるとスカッと回ってしまいアレッとなりました。エンジンの振動のせいなのか取り付けが少し緩んでいたようです。センサー自体というより、締め付け不良が原因な気がしましたがせっかくなので社外ですが新品に交換。微妙にスリムな形状ですね。
しっかり規定トルク45N・Mで締め付け。
交換後はエンジンの回転が静かになり、燃費も元に戻りました!理想的な燃料噴射量になったおかげでエンジンのパワーも元に戻り、いつもより走りに余裕ができたように感じました。そもそもパワフルな車ではないにしても、高速の合流や峠の登りで今までよりもグイグイ加速できるのは気持ちがいいですねw
シャリオグランディス エンジンマウント交換
ブルブルエンジン。
KAYAです。
私のシャリオグランディスは信号待ちなど、Dレンジ停止状態でインパネ周辺がカタカタとけたたましい音が鳴ります。原因はエンジンマウントだということはずいぶん前から分かっていたのですが、車の乗り換えも視野に入れつつ、どこまでこの車にお金を掛けるか検討を加速していたため交換を先延ばしにしていました。
色々考えた結果、他に所有したい車がないことや中古車市場の価格高騰、まだ純正部品が出ることなどからもうしばらく乗り続けようかなと思いました。
で、せっかく乗り続けるのであれば良いコンディションで乗りたいので、空いた時間を使って長い目で少しずつ手直ししていこうと思います。
シャリオグランディスには3つのエンジンマウントと1つのトランスミッションマウントがあります。合計4つの内、2つは簡単に脱着できるので今回はその2つを交換します。
まずは1つ目。エンジン右側のマウント。これはスロットルセンサとパワステのタンクのボルトを外してエンジン本体をジャッキで支えれば簡単に交換できます。
外したモノがこちら。細かい亀裂が入っていて致命的ではないものの劣化が見られます。
新旧比較。三菱あるあるなのか、これに限らず元々付いていたものと部品番号が違いますがモノは同じです。
新品取り付けと、外したモノを戻します。
2つ目がエンジン下部のリヤ側にあるエンジンリヤロールストッパ。これもエンジンをジャッキで支えるだけで簡単にアクセスできます。
こちらは比較するまでもなくブッチ切れていて、フローティングマウントになっていました。一番変えたかったエンジンマウントが簡単に交換できたのはよかったです。
サクッと新品取り付け。
今回変えなかった残り2つのマウントは、フロントメンバーを外したりラジエータを外さないと交換できないので、時間があるときに腰を据えてやりたいと思います。
4つあるマウントの内2つを新品にしましたが、エンジンを掛けた瞬間からエンジンの振動が少なくなり、アイドル状態や走行中の変な振動やノイズが低減され静かな車内環境を得ることができました。車の中で1番重量があるエンジンの振動が抑えられたため、走行中の段差や路面のつなぎ目も緩和され乗り心地もよくなりました。あと2つのエンジンマウントを交換するのも楽しみです。